高麗人参

高麗人参はがんに対する抵抗力を高める

2019/04/26

今回は2人にひとりがなるといわれている「がん」と高麗人参について、医師の見解が述べられたページを見つけたので共有したいと思います。

結論からいえば「高麗人参はがんに対する抵抗力を高める」と福田医師は語っています。

しかしながら、高麗人参は「虚弱体質の改善を目的」として使用するものであり、体の状態によっては使用を控えた方がいい時期があるようです。

治癒力を引き出す「がん漢方講座」第6話高麗人参の正しい使い方

ーがんサポート

人参サポニンの有効成分は「ジンセノサイド」

高麗人参の有効成分は総称で「サポニン」と呼ばれます。

すこし難しい話になりますが、サポニンとは「有効成分(ジンセノサイド)」と「配糖体」という物質がくっついた状態のものを指します。

つまり、本当の意味での有効成分の名前は「ジンセノサイド」なのです。

人参サポニンは蛋白合成を促進し、新陳代謝と免疫力を高めます。

がん細胞を殺し、転移を抑制するものも報告されています。

サポニンには抗酸化作用もあり、発がん物質による遺伝子の変異を抑える作用(抗変異原性)を持つ人参サポニンも報告されています。

がんサポート がん漢方講座 第6話:高麗人参の正しい使い方

また、ジンセノサイドは一種類ではなく、数十種類あることがわかっています。

数十種類あるジンセノサイドについて詳しく記載されています。

内容が一般人向けではないのですが、勉強になりますので興味のある方はご覧ください。

外部サイト>>コスモ・バイオ株式会社

高麗人参は抗がん剤や手術後の滋養強壮が得意である

高麗人参の有効成分である「サポニン」「ジンセノサイド」というものは、西洋医学の観点から発見されたもので、がん細胞の抑制作用も期待されています。

一方、昔からある東洋医学では高麗人参の効果をどのようにとらえているのでしょうか?

福田医師は記事の中でこう説明しています。

高麗人参は体のエネルギーを増やすことによって、体の抵抗力や自然治癒力を高めると考えています。

虚弱体質の胃腸疾患に用いられる漢方薬には人参が配合されていますが、消化吸収機能を高め、体力や抵抗力を高めて種々のストレスに対する適応能力を高めることができるので、虚弱体質自体を治す効果があります。

がんサポート がん漢方講座 第6話:高麗人参の正しい使い方

東洋医学的な観点からみた高麗人参の効果は、直接「がん細胞を抑制する」というものではないようです。

東洋医学が盛んだった時代に「がん」や「細胞」という概念自体がないのでそれも当たり前のことかと思います。

しかしながら、がんによって引き起こされる貧血、気力減退、食欲不振、倦怠感に対して「体のエネルギーを増やすことにより抵抗力や自然治癒力を高める」ことができることは東洋医学の観点からしてもつじつまが合います。

さらに、がんの三大治療(手術、抗がん剤、放射線照射)による骨髄障害や肝障害、免疫機能低下を抑制し回復を促進する効果もあります。

実は、がんが怖れられているのは「がん細胞」そのものだけではないのです。

怖いのは、「がん細胞とそれに伴う、がん治療全体」なのです。

抗がん剤は「毒」です。毒をもって毒(がん)を制する治療になります。だから自分自身の身体も少なからず毒にやられてしまうのです。

骨髄抑制といって、生きていくのに必要不可欠な赤血球や白血球が作られにくくなります。

それによってだるさが出たり、吐き気、食欲不振の症状が出て食事がとれず、食べられないから栄養も取り入れることができないという負のスパイラルにはまってしまうのです。

この負のスパイラルに歯止めをかけるのが高麗人参の補う力なのです。

漢方の専門家に相談しながら飲み始めましょう

高麗人参の有効成分「ジンセノサイド」のいくつかの種類には、細胞の代謝を賦活する作用や、血管拡張作用や免疫増強作用など「プラスの方向」に向かう作用が認められています。

注意したいのは、元気がない時にプラスの方向=元気になる方向へ向かうのはいいのですが、免疫系が既に活発である(炎症がある)ときに更にプラスの方向に作用してしまうと、症状を悪化させてしまうことがあるということです。

現在、従来の抗がん剤とは作用機序の異なる「免疫」のしくみを利用したがん治療薬も登場していますから、がん治療を受けている方はまず主治医に相談してみることをお勧めします。

主治医に相談するときには、漢方名を出した方が話が早い時があります。

「十全大補湯」という漢方があるのをご存知でしょうか?これも名前の通り「補う力」が強い漢方です。

この十全大補湯が処方されている、もしくは処方できる状態であるならば、高麗人参の飲用も問題なしと考えられるかもしれません。十全大補湯にも、もちろん補材の王様である高麗人参は配合されています。

「高麗人参を飲んでもよいか?」と聞くよりも「十全大補湯は自分に処方してもらえるか?」を相談の切り口にしてみるのも一つの手かと思います。

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